2009/12/14
2009年は、まさにTAYLOR SWIFTの年だった。BIG MACHINE RECORDSが誇るこの若きシンガー・ソングライターは、過去12ヶ月の間に“飛躍するカントリー・アーティスト”から“純然たるポップ・スター”としての地位を確立。そして今、BILLBOARDの年間トップ・アーティストという栄冠を手にした。
2006年7月にBILLBOARDチャートでのデビューを飾ったSWIFTは、女性ソロ・シンガーとして、そしてカントリー・アーティストとして1997年以来となる年間トップ・アーティストに輝いた。ちなみに1997年にこの栄冠を手にしたのは、SWIFTと同じく若きカントリー・シンガーからクロスオーヴァー・スターに躍進した、LeANN RIMESだった。
BILLBOARDの2009年度チャートは、昨年12/6付けのチャートから今年11/28付けのチャートまでの結果を集計してはじき出されたもので、“年間トップ・アーティスト”部門は全米アルバム・チャート(200 ALBUMS)と全米シングル・チャート(HOT 100 SINGLES)の双方におけるチャート・パフォーマンスを元に選出されている。
SWIFTのデビュー作『TAYLOR SWIFT』は、2006年に全米アルバム・チャートに初登場24位でチャート・インしたが、続くセカンド・アルバム『FEARLESS』は2008年末にリリースされると、発売初週に592,000枚を売り上げていきなり全米アルバム・チャートで初登場No.1を獲得。2008年度を締め括る最終チャートでも見事に首位の座をキープし、発売後1年以上経った現在も25位圏内にチャート・インを続けている。
一方、年間シングル・チャートでは「LOVE STORY」が5位、「YOU BELONG WITH ME」
が11位、「WHITE HORSE」が76位と、100位圏内に3曲がランク・イン。しかしSWIFTはこの1年間で全米シングル・チャートに17曲もの楽曲を送り込んでおり、それが年間トップ・アーティストへの大きな後押しとなったようだ。
そのほか2009年度の年間トップ・アーティストの上位には、BEYONCE、BLACK EYED PEAS、LADY GAGAなどが顔を連ねている。
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